導入事例:
ネッククーラー
有限会社トヨニシファーム 様
(北海道・帯広市)
「 夏バテした仔牛が元気に!暑熱対策は扇風機よりも何よりも、「ネッククーラー」が最も効果的でした。 」
ホルスタイン種の牛肉を、味わい豊かなブランド「豊西牛」として販売することで知られるトヨニシファーム。黒毛和種やF1種を含めて5,500頭規模で飼養し、繁殖から肥育、出荷までの一貫生産体制を敷いている。
その和牛部門であるトヨニシフードテックでは、一昨年の夏にネッククーラーを試験導入。効果を実感したことから、昨年は黒毛和種の仔牛全頭に装着した。
「1日でも気温が高いと仔牛はぐったりしてしまう。装着すると仔牛は涼しげにしている」と社長の小倉修二さん。
「暑さでぐったりして、呼吸が荒くなっている仔牛につけたところ、呼吸が落ち着いて元気になりました。前年あった熱中症での死亡例がゼロに。扇風機を回すなどいろいろ工夫をしてきましたが、ネッククーラーが最も効果を感じました。」
「頸動脈を直接冷やしてくれるのが大きいと思います。暑い日でも4~5時間経っても乾いてない。ぬるくなったら水道水につけてまた仔牛の首につけるだけ。簡単でエコなので気に入っています!もちろん今年も使う予定です。」と和牛部門統括の松島菊朝さん。
帯広では2019年5月に最高気温38.3℃を記録。近年気温は上昇傾向にあり、北海道でも寒冷対策だけでなく、暑熱対策が必須となってきている。
「冬はカーフコートがあるけど、夏の対策品もつくって欲しい」という生産者の声に応えて誕生したのが、このネッククーラーだ。
「一昨年の夏、台風の影響で高速道路が通行止めになり、足止めを食った運搬中の肥育牛がトラックの中で死んでしまった。今まで大切に育ててきた牛が食べられもせずに死んでしまうのは悲しいし、牧場経営という観点でもマイナスです。このような事故を起こさないようにするための対策の必要性を痛感しました。」
仔牛用だけでなく、肥育牛用ネッククーラーも試したいとの要望を受け、GREEN LIGHTではその開発に至った。
装着効果を松島さんに伺うと、
「昨年夏は出荷する肥育牛全頭に装着し、無事すべてが健康な状態で到着しました!予防としてのネッククーラーの効果を実感しました。」
※肥育牛用・乾乳牛用もご要望に応じ、展開中です。