導入事例:
畜舎カーテン自動制御システム

株式会社スライブハーツ 様
(北海道・豊頃町)

2016年に法人化したスライブハーツの鈴木健司代表は、経営移譲を受けて5年になる。2019年12月現在、約390頭のホルスタインを飼養しているが、規模拡大を目指しながら働き方改革も進めていかなければならないという課題に直面している。ご両親を含めた家族3人と、スタッフ2名の5人体制。条件面の向上は欠かせないが、効率化が条件となる。現在の年間出荷乳量は6,000kg弱、一頭あたり乳量は34~35kgだ。

「既存の牛舎とパーラーが建った時点で将来的に規模拡大できる要素があったので、次の投資をいつにしようか考えていた。パーラーが稼働して10年が経ち、償却のメドが立ったので牛舎新築はこのタイミングかなと思いました。」

以前から牛舎新築の際はカウコンフォートと作業性の両立を目指したいとの思いがあった鈴木代表。新築牛舎は通路の溝、ハイブリッド換気システムなどのこだわりが随所にみられる。その中の一つが「自動カーテンシステム」だ。

「世界一のモーターメーカーであるドイツ・LOCK社と提携し、海外の先進的な技術を取り入れているところに好感を持ちました。今後効率化・省力化を図っていく中で酪農先進国の技術を取り入れることは必須です。自動制御は、カウコンフォートの視点からも良いのかなと思っています。特に春や秋の気温変化が大きいときに自動開閉することは省力化につながりますし、牛にとっても良い環境を保つことができます。」

従来のカーテンの場合、人が長年培った経験と感覚を基に、季節に応じて開閉を調整しなければいけなかった。かなりの時間を要していたことは言うまでもない。今回取り付けたカーテンは「気温」「雨」「風」のセンサーにより、自動で制御しているためその手間がない。カーテンの開閉作業がなくなった分、牛の観察に注力することができる。まさに、GREEN LIGHTが目指す「自動化と省力化により人間が動物と接する時間を増やすことで、優れた快適性とアニマルウェルフェアを追求する。」が叶えられているのだ。

「食の安心・安全が実現できるように、牛を健康に飼える牛飼いを目指して今後も取り組んでいければと思っています。」