哺育舎に最適な換気を提供するダクト式全自動陽圧換気システム

FLAP DUCT® フラップダクト

仔牛の肺炎予防に!「24時間365日」
哺育舎環境を最適化する全自動ダクト式陽圧換気システム

哺育舎を計画的に換気することは、仔牛の病気を防ぐために最も大切なことです。
FLAP DUCT®(フラップダクト)は、哺育舎・育成舎に最適な環境を提供する全自動陽圧換気システムです。ダクト内にあるレイヤー(幕)が温度センサーとサーモスタットで自動制御され、上下に動くことにより、風量や風速を調節。冬の寒い時期は仔牛がコールドドラフトを感じない程度の優しい風量と風速、夏の暑い時期は大風量の新鮮な空気が仔牛のいる空間に届きます。肺炎をはじめ、疾病予防に大きな効果を上げています。

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温度センサーで風量を自動制御

牛舎内に設置した温度センサーとサーモスタットが感知し、
風量や気流を人の手を借りず自動で調整します。

夏(暑い時期)

▲天井が高く、カーテンで換気

▲天井が低く、窓で換気

ダクト下部の穴から大量の空気が放出され、仔牛に直接風があたります。

冬(寒い時期)

▲天井が高く、カーテンで換気

▲天井が低く、窓で換気

少量の空気がゆっくり放出され、換気可能です。
天井が低い場合はダクト上部から冷たい空気が天井に向かって放出され、その気流の跳ね返りを利用して仔牛へ新鮮な空気を届けます。その結果、仔牛はコールドドラフトを感じることはありません。

すべての季節に最適

暑い時期には大風量の気流を、寒い時期にはゆっくりとした気流を創出して換気します。
春秋の温度変化などの細かな調整が可能です。

夏(暑い時期)

レイヤーは夏場の暑い時期の間は、ダクト上部にあります。最も大きい穴から大風量の風を仔牛に向かって大量に放出しています。

冬(寒い時期)

気温が下がるとレイヤーが下部に移動します。これにより、空気が放出される穴の直径が小さくなり、牛舎内に流れる空気もゆっくりと、仔牛がコールドドラフトを感じない程度の風速と風量になります。

仔牛の飼養形態を問わず、個体に新鮮な空気が届く

「ペン飼い」「群飼い」どちらの場合においても、ダクトの穴は牛舎内のペンや群の位置で設計するため、仔牛一頭一頭に新鮮な空気が届きます。
また天井の高低、カーテンなど各々の牛舎の環境に最適な形で提供します。これにより、特に閉め切ることの多い冬場の肺炎リスクを大きく低減できます。

リーズナブルな
イニシャルコスト・ランニングコスト


牛舎内にファンをたくさんつける

ファンのイニシャルコスト+電気代のランニングコストがかかりますが、計画されたものではないので、その換気効果は薄いと言われています。従来の多くのファンによる換気の目的は、主に夏季に牛体を直接冷やすことと、牛床を乾かすことであり、換気そのものではありません。


ダクトによる24時間計画換気

イニシャルコスト+ランニングコストもリーズナブルです。
牛舎の大きさにもよりますが、基本的にダクト2本で計画換気します。つまり換気ファン2基+排気ファン2基の合計4基のファンのみです。目的は牛体や牛床ではなく、換気量そのものです。

開発者からのメッセージ

CRYSTAL CREEK社(クリスタル・クリーク)技術ディレクター
Ryan Leiterman博士・獣医師(ライアン・レイターマン)

仔牛牛舎の換気の設計と分析を専門とする酪農獣医師。ウィスコンシン大学にて農業工学、獣医学両方の学位を取得。
2012年6月よりCRYSTAL CREEK社の技術ディレクターとして参画。獣医師時代に適切に計算された仔牛牛舎の陽圧換気システムによって、仔牛の健康が改善し収益性が上がることを実感。豊富な知識と経験を活かして製品の開発・テスト、哺育・育成舎の換気設計を行なっている。

ライアン博士から日本の酪農家の皆さんへのメッセージ

ある日、GREEN LIGHTから「北海道の酪農家が冬の哺育舎における換気と保温の両立について悩んでいる」と相談を受けました。しかし、その設問は間違っていることをお伝えしました。換気と保温を両立するのではなく、大切なのは「換気」です。多くの酪農家は冬の間、牛舎を閉め切って、換気をおろそかにしてしまっています。この状態でいくら牛舎を暖めても、菌やウイルスが増殖して仔牛は病気になります。病気をしないためには、「換気」をしっかり行うことこそが重要で、問題は寒さではないのです。さらに、ただの換気ではなく、仔牛一頭一頭に新鮮な空気が届くように「計画された換気」が必要です。世界で唯一、特許を取得したFLAP DUCT®ではそれが可能です。このシステムを通じて日本の酪農家の皆さんもウィスコンシン州のように哺育・育成の成績が上がることを願っています。

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