インターン日誌(小樽商科大学1年 吉野美桜)
こんにちは!今回菱中産業/GREEN LIGHTのインターンシップに参加している、小樽商科大学生1年の吉野美桜です。
インターンも残り実働1.5日ということで、三週間という期間は長かった気もしますけど、同時にインターンで自分ができたことが少なく心残りでもあります。
さて、今回のインターンの目的は「GREEN LIGHTの考えに共感する仲間を作ること」でした。
GREEN LIGHTの考えというのは、”Happy people make happy animals.”(幸せな人間が幸せな動物をつくる) のことで、動物の管理状態を良くすると動物のトラブルが減って従業員の負担も減ることで生産性が良くなり、また自動化や省力化を進めることで従業員の労働環境改善にもつながるというものです。
仲間を作るということは、参加前は友達を作る感覚で気安く考えておりましたが、仲間になってもらうにはさまざまな障壁があることを感じました。
生産者の方で言えば、アニマルウェルフェアの考えを取り入れた牧場でも一元集荷のためなかなか評価されないこと。アニマルウェルフェア認証を取るには多くの厳しい基準があること。
消費者の方で言えば、アニマルウェルフェアの商品をそもそも少ないので認知度が低いのと、そういう商品は値段が高いので買いづらいなど、一筋縄では解決できない問題ばかりでした。
その中で私たちは、インターン生同士でGREEN LIGHTにできることを自分たちのリソースから考えていきましたが、施策ばかりに気を取られて目的を見失うことが何度もあったり、そもそも何のために話し合ってるのかわからずに、ずるずる話し合うことも何度かありました。そんな時は、佐藤さんや山口さんにアドバイスをもらい、方向性がずれたら指摘してもらい、なんとか施策をたくさん練ることができました。
しかし、その施策も途中でその計画が無しになったりすることも何度かありました。具体的に詰めて行ったのに台無しになった時は心が折れそうになりました。しかし、佐藤さんから「多くの野生動物や魚は、ほとんどが死んでしまうから子どもや卵をたくさん産む」という話を聞いて、アイディアが潰れても新たに考え直すことができました。また、その方法が無理と分かったということも収穫だと前向きに捉えて、辛い期間も頑張ることができました。
残り1.5日という短い時間ではありますが、最後までできることを考え、インターンの期間後も自分たちが決めたことも最後までやり切りたいと思います。