インターン日誌(帯広畜産大学2年 青山文香)

こんにちは。帯広畜産大学2年生の青山文香です。私は8/30〜9/10までの2週間、菱中産業/GREEN LIGHTのインターンシップに参加していました。

この2週間を通して、私は以下の3つを学んだり気が付くことが出来ました。

1つ目は、私が今までに学び、経験してきた世界は酪農やアニマルウェルフェア(以下AW)の分野のごく一部でしかないということです。
私は5人のインターン生の中で唯一搾乳バイトを経験したことがあり、AWについて研究されている先生のところに話を聞きに行ったことがあったので、自分は酪農やAWについてほとんどを知っていると思い込んでいました。しかし、実際はそうではなく、表面だけを浅く知っているだけであることが、牧場訪問やグループワークの中でわかりました。もちろん、知っていることを知らない人に教えてあげるのも大切なことですが、浅い知識や誤った知識を教えないためにも、まずは自分が調べて深く理解することが必要だと思いました。

2つ目は、大学や課外活動などで学んだことは決して無駄にはならないということです。
生産者へのアプローチ方法として私が例に挙げたベンチマーキングは、2年生の前期のある授業で学んだばかりのことですし、その他の話でも度々習ったことが生かされるタイミングがありました。その時に、「ちゃんと勉強しておいてよかった」や「ここをもう少し本気で取り組んでいたらもっと上手にほかの人に伝えられたのにな」などと思うことがありました。今後は私の成績のためだけでなく、将来に役立つようにするために勉強をしようと強く思いました。

3つ目は、もっと自分に自信を持った方がよいということです。
私はインターンシップ前の事前ミーティングなどで何度も「自分で考えて自分の意見を言うことが苦手です」と繰り返し言っていて、周りを不安にさせることがありました。また、事前課題のプレゼンについても、どこか自信なさげな反応ばかりしてしまっていました。しかし、実際にインターンシップが始まると、最初こそ緊張や相手がどんな人かわからないという恐怖から、口数は少なかったですが、だんだんよくしゃべって意見を言えるようになりました。さらに、質問をしたりちょっとした異見をしたりするまでに成長しました。
また、プレゼンでは、様々な人から話し方や時間内に収められていてプレゼンのやり方が上手だとおほめ頂きました。確かに、私は人から褒められたり、自分で上手にできたと自覚するとすぐに調子に乗ってしまうタイプですが、これらの気付きは今後も大切にし、今後は堂々と発言、プレゼンできる人間になりたいです。

インターンシップに参加しようと思ったきっかけはAWというワードに惹かれて、さらに友達が参加するから一緒についてきただけという、軽い気持ちと勢いだけでしたが、様々な面で成長することが出来て本当に良かったです。日に日に寝不足で元気がなくなったり、夢の中でまで日報を書いたりグループワークをするようになって、夢と現実の区別が付かなくなり正直辛い日々でした。しかし、学年も大学も、大学で学んでいることも異なるような人たちと2週間本気で話し合い、悩みあい、励ましあった日々は今後の生活や活動の中で必ず活かされると信じています。

また、インターンシップが終わった後も、イベント開催に向けて動くなど、やることがまだたくさんあるので、今日はどんな話し合いをしたのかなどを議事録から確認していこうと思います。これからもよろしくお願いします。